air con. O&C
◇date

2001/03

◇設計

安宅研太郎

経験的な境界をつくりだすプロジェクト。

一枚一枚のルーバーを厳密に計画することによって、室内からの「外部の見え方」を空間中の一点一点についてコントロールしている。がらんとした空間だが、内部を歩くと一歩一歩異なる風景が広がり、空間に生じた見えない境界を経験することになる。

O&Cは、正方形の平面の中に、そこに入るとほぼ360度の景色が見渡せる「OPEN」という領域と、全く外が見えない「CLOSE」という領域が設定されている。

動画はそれを外からの視点で撮影している。イヌがいるところが「OPEN」、ゾウがいるところが「CLOSE」。外から見ると、ずっとイヌが切り取られたように見え、映像のような開口部がたちあらわれる。

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